「ん」が付く食材、冬至の七種(ななくさ)を食べて運気をUPさせよう!
2021/12/21 火曜日
早いもので、今年もあと残り10日足らずですね (>_<)
明日は、一年の中で最も日没時間が早くお昼が短い日となる『冬至』を迎えます。
冬至と言えば「南瓜」を食べて「柚子湯」に入るという習慣を
思い浮かべる方も多いかとは思いますが、
今回は冬至の七種(ななくさ)と呼ばれる、運気UPにまつわる食材について
こちらのブログにてご紹介したいと思います (^^♪
東洋に古くから伝わる考え方では『冬至』は太陽の力が一番弱まり、それを境に
再び力が甦ってくる日と考えられていて、一陽来復(いちようらいふく)と言われるそうです。
これは陰の気から陽の気へと回復していくことを意味していて、
この日を境に運気も上昇するとされているんだそうです。
そして日本では、冬至の日に運気回復する事を願って冬至の七種(ななくさ)と
呼ばれる食べ物を供える「運盛り(うんもり)」と言う縁起担ぎの風習が
行われてきたんだとか・・・・・
現在では関西圏を中心とした地域に、この冬至の七種を食べる風習があるようで、
食材としてはどれも身近なものばかりで一見すると何の関連性も無い食材なのですが、
共通点は「ん」という文字が2回つくこと。
つまり、「ん=運」が重なるという意味で、縁起担ぎの食材なのだそうです‼
【冬至の七種】
南瓜(なんきん)※ かぼちゃ / 蓮根(れんこん)/ 人参(にんじん)
銀杏(ぎんなん)/ 金柑(きんかん) / 寒天(かんてん) / 饂飩(うんどん)※ うどん
上記に上げた食材は、語呂合わせによる縁起担ぎだけでなく、実用的な効果もあります。
寒さが厳しくなる冬の時期は風邪をひいてしまったり、脳卒中を起こすリスクが
高くなるとされていますが、冬至の七種にはそれらの予防に適した栄養素が
含まれているんです。
南瓜や人参に多く含まれるベータカロチンは体内でビタミンAに変換されて、
鼻やのどなどの粘膜を健康に保つ働きをするので、風邪予防に役立ちます。
蓮根や金柑には風邪の予防や回復に働くビタミンCが多く含まれていて、
金柑と銀杏には咳止めや去痰効果があると言われているようです。
そして温かい饂飩(うんどん)を食べれば身体はポカポカに。
寒天には栄養素は殆ど含まれていませんが、成分の大部分を占める水溶性食物繊維には、
血中のコレステロールを減らしたり、増加を抑制したりする働きがある為、
脳卒中の予防にも有効食材の一つです。
冬至の七種を食べる風習は、寒い冬を元気で健康に乗り切る為の昔の人の
知恵だったのかも知れませんね (*・ω・)