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『スリッパ』は日本発祥の履物だった!

2022/1/17 月曜日

『スリッパ』は、日本人にとって欠かす事の出来ない身近な履物。

 

スリッパは、主に家の中の「板の間」や「廊下」などで履いて

「畳の部屋」などに入る時には脱ぐという使い方をするのが、

一般的ですよね  (^^♪

 

家の中でスリッパを使うのは、日本人の生活スタイルが

洋風化した証とも言えますが、

実はこのスリッパは外国から伝わって来た物では無く、

日本で生まれた履物だと言われているそうです。

 

スリッパは明治の初めに徳野 利三郎さんと言う仕立て人が

考案した履物だと言われていて、明治に入ると多くの西洋人が

日本にやって来るようになるのですが、彼らには屋内で靴を脱ぐという

習慣が無かったので靴を履いたまま畳の部屋に入ろうとしていたんだそうで、

当時は、まだ西洋式のホテルは少なく、西洋人も旅館やお寺などに

泊まっていましたが、靴を履いたまま部屋に入ろうとするので、

トラブルになる事が少なくなかったのだといいます。

この状況を改善させたのが『スリッパ』と言う事のようです。

 

徳野氏がスリッパを作るきっかけとなったのは

「旅館やお寺から相談を受けたから・・・・・。」と言う説と

「西洋人自らが徳野氏にオーダーしたから・・・・・。」と言う説が

ありますが、いずれにしても徳野氏は工夫を重ねて1868年に

現在のスリッパに近い形状の履物を作り上げました。

徳野氏が考案したスリッパは甲は、ビロードやラシャ。

台は古い畳表を 2 ~ 3 枚重ねて和紙で補強し、外底には帆布を使った

履きやすくて丈夫な『スリッパ』だったと言われていて、

当時の西洋人は、このスリッパを直接足に履くのではなく、

靴の上から履いて部屋を汚さないようにしていたそうです。

この履物が次第に家庭や公共の場でも使われるようになっていき

現在に至っているという事のようです (^^♪